終活でものを処分する際に抑えておくべき重要なポイント
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終活の一環として実践すべきは「断捨離」です。
遺品整理と同時に進めると大変効率が良いのですが、具体的に何を断捨離すれば良いのかが分からない方も少なくはないかと思います。
そこでこの記事では、断捨離で重要なポイントや残しておきたいモノについて解説していきます。
終活の生前整理で重要なポイント
終活は遺される方々のことをまずは考えます。当本人なら、持ち物の全体像もつかみやすいでしょう。だからこそ、生前整理がポイントになり、断捨離に適しています。
このときには、「財産目録」を付けるようにしましょう。
遺される遺族にとっては具体的な財産の内容が記録されていれば、相続に関する話し合いもスムーズにいきます。手続きも簡略化できます。株券、預金通帳、土地の権利書などは、1箇所にすべてまとめておくとよいでしょう。
また、意外に見落としがちですが、クレジットカードの枚数もたくさんあるのなら、使用頻度の高いものに絞って他は解約をしておきましょう。年会費が有料だった場合、解約すれば毎年余計な費用を支払わずに済みます。
様々な思い入れの物が出てくるでしょうが、断捨離ということを忘れないようにしましょう。遺族はあなたが大事にしていた物がわかりません。へそくりしていても発見されないまま遺されたり、価値のある品物だとしても遺族に公開していない上捨てられる可能性があります。反対に、アレコレ思い入れがある物ばかりで遺族が処分できないケースも実情としてあります。
何一つ処分ができずに劣化するだけの物もあります。断捨離という意識だけは持ち、不用な物をしっかり処分しましょう。
不用品として捨てるべき物と遺す物を明確にする
生前整理では、処分の必要性を自分自身で判断できます。
その際、遺産になるかどうかが重要です。
使っていない物も価値があるからこそ使っていないのなら、そのまま保管します。記録簿にもその旨を記しておきましょう。もちろん、不用品については売却してお金に換えることもできます。しかし、家族にとっては大切なものかもしれません。ですので、話し合いをしてから処分は考えましょう。
遺品となるか、財産となるか、価値が分からない場合には鑑定をしてもらうことも一考です。捨ててはならない物、預金通帳・銀行印・実印、さらに不動産関係の書類や権利書などについては決して捨てないようにしましょう。
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IT機器のアカウント情報やデータ
また、インターネット技術の向上により、最近ではインターネットバンキングなどのアカウントを持っている方も増加しています。パソコンなどを不用品回収してしまうと、データが紛失してしまうので、忘れずに重要サイトのアカウントはメモ書きしておきましょう。
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