倉庫・物置・蔵の解体にかかる費用相場

倉庫の解体を主に取り上げますが、倉庫だけでなく物置・蔵も解体工事そのものは同じ作業となります。

倉庫・物置・蔵の解体にかかる費用相場については、一概に言えないのが実状です。というのも、個人宅の庭の隅に設置される小型の物置程度ならば、解体工事をした後の廃材の撤去も簡単です。

しかし、それ以上の広さがある倉庫や蔵を解体する場合には、建物（住宅）解体と同じ規模になります。造りもビルと同じ鉄骨を用いたような構造であればなおさらです。

倉庫・物置・蔵の解体にかかる費用相場の前に、まずは解体の一般的な流れを知りましょう。

解体前に倉庫・物置・蔵の片づける手順については、以下の記事で解説していますので、解体前に何をしたらいいか分からない方はぜひ参考にしてください。

>>　倉庫・物置・蔵を片付ける手順についての記事はコチラ

倉庫・物置・蔵の解体の流れ

①解体業者の選定

見積りを取り、どんな工法（機械解体、人力解体）なのか、どれくらいの工期になるのか、そして費用の希望に応えてくれる業者なのかを比較して選びましょう。

②業者が実際に見て調査

倉庫・物置・蔵の大きさ、設置されている場所、建物の構造、残置物の量、隣家との位置関係、工事車両の乗り入れの可否などを調査します。この段階である程度の費用が分かります。

③残留物の撤去

倉庫・物置・蔵の解体前には中にある物品を撤去します。空っぽの状態にしておけば、解体工事をスムーズにできますし、その分だけ安くなります。

④足場・養生の設置

状況に応じて行います。この足場にも費用が発生します。

⑤解体・撤去

機械解体なのか、人力解体なのかによっても費用が異なります。

⑥廃棄物を処理

解体業者と共に不用品回収業者は廃棄物の分別を行いながら作業を進めます。再利用可能な廃棄物などは買い取ってもらうことが可能です。

このような流れで解体工事が行われます。

倉庫・物置・蔵の解体にかかる費用相場

では、倉庫・物置・蔵の解体にかかる費用相場について確認しましょう。解体費用を左右する要素というのがいくつかあります。例えば、先に上げたように倉庫・物置・蔵の大きさと材質、基礎の有無、建物の状態、内部の残置物などです。

解体費用の相場の、一つの目安として以下の金額を参考にしていただけたらと思います。